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2019年シーズンのアスルクラロ沼津の選手を一人一人振り返る【MF・FW編】

GK・DF編

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【MF】
#6 山田満夫
 松本山雅から期限付きでやって来た小柄なボランチ。と、思ったら思ったより小柄じゃなかったし、ボランチでの出場は途中出場で数分間だけだった。ボランチ経験者なので体を張った守備・ボールキープができ、ハードワークもでき、バランス取りも良。空中戦も強く、攻撃意識も高い。それらが評価され、夏場に左SHでレギュラーを掴み、そのまま不動のメンバーになるかと思いきや、最終的にはベンチ~ベンチ外になってしまった。
 沼津公式の新加入選手紹介動画でめちゃくちゃチョケてた時点で「コイツぁヤバい奴だw」と思ったら、ラブライブサンシャインコラボの試合では高槻さんの横で満面の笑みで「お花丸ポーズ(?)」をしていて、「やっぱりコイツぁヤバい奴だったわwwww」となった。
 来シーズンは松本に帰るのかどうなるのか分かんないけど、彼はどこに行ってもピッチ内外両方で愛される選手だろう。

#7 谷口智紀
 昨シーズン末の怪我から復帰した長身ボランチ。持ち前の空中戦の強さ、リーチ(長い脚)を活かしたボールさばき、アッと言わせるパスセンスに加え、今シーズンは前へ前への意識が付いたのか、ドリブルで前線まで運んだり、なにかと攻撃に顔を出す回数が増えた。アシスト数は分からないが、ゴールシーンを見直すと、アシストのアシストや得点のきっかけとなったシュートを打った選手にパスを出していたりと得点に結構絡んでいる。結構彼のところでボールが奪われてシュートを打たれたりするので批判されたりもするのだが、それだけゲームに絡んでるということである。
 イケメン・長身・八頭身・そしてファンサも神対応という内外面がイケメンである。
 来年もいて欲しいが、彼を欲しがるチームはたくさんありそうだし、ワンチャンJ2挑戦もあるのかもしれない。

#8 普光院誠
 「2人いるのか」ってぐらい攻守・左右に顔を出す男。なぜかベンチだった5節藤枝戦と出場停止の25節の相模原戦を除く29試合に31節長野戦まで出場。今シーズンは攻撃参加は谷口に譲り、最終ラインからの攻撃の組み立てに徹していたようで、ワイドに広がったCBの間に普光院が入ってパス。の流れはめっちゃ見た。守備でも貢献しており、タックル数はチーム1位。チーム1のカードコレクターでもある(その結果出場停止で古巣相模原戦に出場できなかった)がそれは彼がボールハンターである証左。昨シーズン以上に今シーズンはチームの顔となった。
 そんな彼も怪我の影響か32節鳥取戦からベンチ外。その試合で佐藤徳永の若手ボランチコンビで勝利。と、図らずしてチームの普光院離れが進んでしまった模様。彼も沼津離れをし、J2へと旅立っていくのだろうか。今シーズンの個人昇格候補筆頭だと思われる。
 ところで今シーズンはリーグ100試合出場を達成した訳だが、そのセレモニーの花束贈呈が家族ではなくなぜかチームメイトの染矢だった。この件に限らずなにかと2人の仲良しエピソードは出てくるので、そちら方面の女子の皆様は薄い本のネタにどうぞ。

#10 染矢一樹
 新背番号10にして、”「走れアスル」の体現者1号(攻撃特化型)”。昨シーズンまでとシーズン序盤までは主に左SHのスーパーサブ(もしくは60分プレイヤー)という扱いだったが。今シーズン途中から2トップの1画に。これが功を奏し、ロングボールに対し、小さい体で相手DFを背負い、かわし、ドリブルで駆け上がるという「走れアスル」の攻撃の形を作り上げた。さらにサイドにいるより走行距離が短くなるからか、90分プレイできる試合が増えた。
 チーム4番目のベテランだが、ここまでリーグ戦33試合すべてに先発出場。今年は本当に調子が良いようで、一時期はサッカーができないレベルにまで落ち込んでいたことを考えると本当に嬉しい。
 ただ、10番・攻撃の要に加え、菅井負傷離脱後はキャプテンを、尾崎不在の試合では最年長選手として若いチームを牽引。と、チームは彼にいろいろ背負わせすぎてしまったような気がする。「ここは自分で打てよ!」と思うシーンでパスを選択してしまうシーンがちょくちょく見受けられたのも若手に花を持たせようとした結果か?
 何はともあれまだまだ現役でやれることを証明した1年だった。年齢的に厳しいかもしれないがワンチャンJ2に個人昇格もあるかも。

#11 前澤甲気
 ”「走れアスル」の体現者2号”。昨シーズンまでは「ドリブラー!!!」って感じだったが今シーズンはドリブラー!!!感は無くなったような気がする。彼はよく守備に走る。非常に低いところまで下がる。そして攻撃にも走る。右SHでの出場がほとんどだが、真ん中にいるときが一番ゴールのにおいがする。っていうか彼に限らず、今シーズンの沼津のSHの選手は左右とも真ん中にいるときが一番輝いていた。
 最終節出場で出場試合数は昨シーズンに並び最多タイ、先発出場数は記録を大きく塗り替え19試合、得点も3得点とキャリアハイ達成。充実したシーズンのようだが夏場にベンチ・ベンチ外になっていた7試合はなんだったのか。怪我か。
 来年もよろしくお願いします。

#15 菅井拓也
 "菅井キャプテン"は今シーズンも怪我に泣かれてしまった。開幕から9試合フル出場も10節はベンチ。「なんで?」と思ったらテーピングぐるぐる巻きで全てを察した。その試合で失点したときに。、1人でピッチの方を眺めていた姿が忘れられないなぁ。その後、公式から発表があり今シーズン絶望。
 来シーズンの復活の為に今はゆっくり治してほしいなぁ。このままお別れは辛過ぎるよ。

#20 佐藤尚輝
 ”「走れアスル」の体現者3号”。今シーズンのチーム内新人王だろう。5節藤枝戦でJデビューを果たし、僕の目の前でものすごいトラップを見せてくれた。左右どちらでも出られるが、左サイドを駆け上がってのカットイン→シュートが一番の得意技か。SBの経験もあるらしく、前澤同様守備にもよく走る。
 個人的にはスローインのときにすぐさまボールを投げ入れて速攻にしようとする姿は好印象(最終的にSBに渡してしまうのだが)。
 32節鳥取戦ではボランチとして出場しそつなくこなしていた。SHのときも結局は真ん中にいるときが一番輝いていたので、やっぱり真ん中でプレイする方が輝くよ。
 さらにイケメンである。どれくらいイケメンかというとJリーグ公式のバレンタインデーツイートに大卒新人ながらイケメンJリーガーとして採用されるし、11節岩手戦では佐藤のたまたまにたまたま球が直撃してしまったのだが、痛がる姿さえイケメンだった。ずるい。
 来シーズンはまだいると思うが、どんどん上を狙える選手なのでどんどん上に行って、最終的には”古巣”湘南ベルマーレで夢を叶えてほしい。

#25 伊東輝悦
 45歳の大ベテラン(これでもチーム2番手なのが凄い)も今シーズンは調子が良かったらしく、過去最多の8試合にベンチ入り、そして32節鳥取戦では待望の待望の沼津デビューを果たした。しかも、「大量リードした後半ATに3枠目で1分だけ出場」とかではなく「準備時は1点差で2枠目でがっつり9分出場」した。さらに結構強靭なフィジカルの相手選手に競り勝っていたし、難しいところに落ちてきたボールも冷静にさばいていた。あれはガス抜き出場でも記念出場でもなく、一戦力としての出場だった。
 来年もテル側は残る気マンマンのようなので、若手を引っ張ってください。よろしくお願いします。

#34 徳永晃太郎
 大卒新人のボランチ。10節YS戦でJデビュー。第一印象はリトル普光院だったが、どちらかというとリトル谷口だった。頑張っているのは分かるのだがイマイチチームの結果にもつながらない中、26節F東23戦で得点を決められたのは嬉しかった。そして32節鳥取戦以降は相方も佐藤に変わり、ボランチのスタメンとなっている。
 ライバルの怪我の影響もあるが、激戦区だった今シーズンの沼津のボランチでレギュラーを勝ち取ったのは自信になるだろう。来年も頑張ってほしい。
 なお、この1年で逞しくなったのか、プロフィール写真と結構見た目が変わっている。

【FW】
#5 坂本修佑
 大型FW三兄弟の1人で、三兄弟で最も染矢との相性が良かった。昨シーズン「FWもできるDF(JFL得点王)」としてDF登録で加入、今年は登録ポジションをFWに変更し、FWに専念。DFで出場することは無かった。シーズン当初はスーパーサブ的出場、第5節藤枝戦で先発出場を掴むもチャンスを決めきれず、再びベンチへ。ここで1点獲れていればチームも坂本ももっと違ったシーズンが過ごせたのではないか。15節鳥取戦で途中出場から同点に追いつくゴールを決めると、16節群馬戦からはスタメンに定着。先述の通り、染矢との相性が抜群で「坂本が競る→染矢が走る」「サイドから染矢(起点で)クロス→坂本合わせる」の攻撃パターンが出来上がった。23節C大23戦では2得点と大活躍。このまま染矢と坂本のコンビで行くんだろうな~と思った矢先に突如ベンチ外に。「契約関係で干されたか!?」と思ったら怪我だということがローカール局のスポーツ番組で分かり一安心(安心できねーよ)。第33節にベンチに帰ってきてもう一安心。
 JFL得点王の片鱗は見せたがまだまだ物足りない。来シーズンもよろしくお願いします。
 ちなみに、高槻さんと肩を組まなかったり、スポンサーへの感謝やアピールを忘れない、気遣いの出来るイケメンである。

#9 田中直基
 大型FW三兄弟の1人で、三兄弟で最も自力で前線までボールを持っていける選手。開幕戦に右SHとして途中出場し、長身SHは男のロマンと思わせたがSH起用はあまりなかった。開幕当初はベンチが続いたが9節八戸戦から岡からスタメンを奪う。一度怪我か何かでベンチ外が続くが、25節相模原戦から坂本からスタメンを奪う(っていうか怪我)。と、今シーズンは2度スタメンを奪ってきた。先述の通り、ドリブルが上手いのか前線までボールを運ぶことができる。できるのだが、点が入らない。31節まで無得点だったのだが、32節鳥取戦で待望の今シーズン初ゴール。続く33節でも得点と、遅れてきた主役感が出てきた。
 来年こそバンバン点を決めて背番号9として君臨して欲しい。

#14 中山雄希
 2度の怪我に泣かされたレフティ。しかし、復活してからは左SHのスタメンに。第31節長野戦では開始早々にミドルシュートを放ち、第32節鳥取戦ではゴールも決める。中山雄・濱の左サイドコンビってちょっと守備が不安だなと思っていたのだが、しっかりと守備にも走っていて頼もしい限り。そういえば、横浜FC時代はWG→SH→SBとコンバートされて苦笑いしたんだった。
 J3では強力なレベルだということが改めて分かったので、とにかく来シーズンは怪我無く1年過ごしてコンスタントに出場して欲しい。

#17 川森有真
 彼が無得点に終わったのが2019アスル一番の誤算か。鹿児島での実績もあり、「川森・岡あたりがエース候補か」と言われていたが、実際開幕戦の2トップは岡・川森だった。惜しいシュートは何度もあり、「次は決めれそう!次は決めれそう!」と言い続けたらここまで来てしまった。シーズン途中からテーピングが見えていたので怪我がった模様。それが痛かった。あと1試合残っているが32節鳥取戦で怪我を悪化させてしまったようなのでおそらくシーズンエンド。
 鹿児島に戻るのか、そもそも鹿児島は来年J2なのかJ3なのかも分からないが、怪我を治して元気にサッカーをしてほし欲しいい。

#19 清水光
 大卒新人FW。夏場にスーパーサブ的な起用をされた。意外と(?)キープ力があり、空中戦も強い。15節鳥取戦では彼のシュートが同点ゴールのきっかけとなる。それ以外は特に目立った活躍はできず、「最近清水ベンチ入りしないな~」と思っていたら試合会場に松葉づえで登場してビックリした。
 怪我は完治させて来シーズンも頑張って欲しい。最終的には清水エスパルスで夢を叶えてほしい。

#26 岡佳樹
 大型FW三兄弟の1人で、三兄弟で最も献身的な選手。昨シーズンチーム内得点ランク1位2位の畑・青木が移籍し、新エース候補として2019年シーズンを迎えた。ひょっこりはんに似ているがゴール前にひょっこり現れて点を取るタイプというよりかはゴール前ではどっしりと構えているタイプ。それでいて献身性はあり、前からのプレスに走り回った。それが仇となり重要な時にゴール前にいないことがあり、それが原因でスタメンを下ろされてしまったというのが、詳しい人の評価。ひょっこりはんがTVから消えたころにスタメンから消えてしまった。
 その後はスーパーサブ的起用をされるようになった。18節讃岐戦ではこぼれ球に詰めて、終了間際に勝ち越しゴールを決めた。
 ベンチにはい合っているも最近は出場もしなくなったので、松本に帰るのが既定路線かな。J3の他のチームに行ったら恩返しされそうで怖いお(´・ω・`)

#35 渡邉りょう
 大卒ルーキーの中で唯一開幕戦に出場、続くホーム開幕戦ではスタメン起用され、チーム内新人王になるかと思われたが、得点はできず、その後は怪我で離脱・・・と何とも言えないシーズンになってしまった。
 ちなみに、名前が某沼津を舞台としたアニメの登場人物に似ているので、加入報道時から話題になったが、僕はその手の話題は嫌いである(本人がノリノリだったからいいけど)。
 ポテンシャルは相当高いはずなので、来シーズンの奮起に期待。大学時代からのチームメイトである佐藤と切磋琢磨して欲しい。

#36 石川大地
 突然ですが問題。2019年シーズンの沼津の選手の中で、J2での通算得点数が一番多いのは染矢(19点)。では2番目は?答えは尾崎と石川大地である(1点)。乱暴な極論だが、石川の得点力は今シーズンの沼津の選手で2番目であり、薗田や青木よりも高いことになる。そういう意味では得点不足に悩む中で彼を岐阜から借りてこれたのは強化部GoodJobである。ただし、インタビューで移籍当初は「チームの目指すものが違い過ぎて困惑した」と言っており、そこは強化部BadJobである(岐阜側からすれば違うチームを経験し、成長して帰ってくればいいからね)。
 それでもどんどんアスル色に染まっていき、2得点。守備の為にゴール前まで戻り、カウンターで一気に駆け上がる姿を何度も見た。
 来シーズンは岐阜に戻るのか。相手として対峙したら恩返しされそうで怖いなぁ。

#39 中山雅史
 説明不要の日本サッカー界のレジェンドは今シーズンも出場無し。わざわざ個別記事まで作って僕の彼に対するスタンスを書いているが、怪我さえ完治すればまだまだ試合に出れると思う。90分は無理でも、しっかりと準備していれば試合出場に年齢は関係ないことはチームメイトのテルが証明してくれた。僕が彼に求めるのは、「試合前イベントで活躍」でも「後半ATにちょろっとだけ記念出場」でもなく「戦力としてのスーパーサブ出場」である。
 TVでの解説業、ユース選手の指導の傍ら、試合出場を目指して頑張って欲しい。

【監督】
吉田謙
 2018年優秀監督賞(J3)受賞という箔が付いた2019年シーズンだったが、苦しいシーズンとなった。
 なんと言っても攻撃面。2018年シーズンから得点が多い方ではないが、ワースト3(一時期はワースト1で1試合平均1点未満だった)は流石に少なすぎる。メンツがほとんど変わっていない守備面は大丈夫だろうと思っていたが、9位とだいぶ増えてしまった。
 書きたいことはいっぱいあるのだけどまとまらないので今回はこれくらいにしておく。
 コーチとして1年、監督として5年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
 20年間沼津の育成に携わってきた人だけど、沼津からも離れてしまうのだろうか。他チームを率いる謙さんは是非見てみたいし、是非とも愛鷹に(新スタジアムならなおよし!)迎えたいと思っている。他チームの監督に就任する暁には"取説"をとどけるよん。
 そしていつかはアスルクラロ沼津で夢を叶えてほしい。

おしまい!

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