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鯨統一郎著「邪馬台国はどこですか?」の感想文を書いてみる

生存報告も兼ねてブログ更新。YouTubeにばっかうつつぬかしちゃいかん。
ということで、フォロワーさんのブログをパクって読書感想文を書いてみる。

Whereisyamataikoku
邪馬台国はどこですか?
鯨統一郎

内容(「BOOK」データベースより)
カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活―を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。

 ふと、とある単語が入る書籍はどれぐらいあるのかと調べていたら、その単語が入る鯨統一郎氏の著書にたどり着く。見ると、鯨氏の書くシリーズものの1つだそう。じゃあそのシリーズの1作目は?と調べてみたら面白そうな内容なので買って読んでみた。という不思議な出会いをした本。
 この本は1998年出版なんだけど、本題自体は現代人でもビックリなトンデモキテレツ説なので十分楽しめる。それこそ邪馬台国なんて未だにどこにあるかはっきりしてないからね。「古っw」って思うのは静香がワープロやノートパソコンや自作ホームページでドヤってるところぐらいかな。
 あくまで本題は「歴史ミステリー」なので、これぐらいの方がいいのかもしれないけれど、キャラクターの描写が薄すぎる。松永と宮田はともかく静香と三谷教授が酷い。"新進気鋭の才女"という設定の静香が、宮田のトンデモ説にまともに反論できずにただの皮肉を返すだけの"ヒスババア"になってるし(一応『酒が入ると口が悪くなる』という設定ではある。皮肉のボキャブラリーは豊富だし)、三谷教授は完全に空気。僕は「空気キャラが活躍する回」が好きなんだけど、結局三谷教授は空気のまま終わった。1話ぐらい、宮田を言い負かすまで行かなくても静香と役割交代しても良かったんじゃないのかなぁ。
 何度も言うけど、本題の歴史ミステリーはしっかりと史料に基づいて書かれているので、20年以上たった今でも面白く読めるものです。「真面目にバカ」とか、下らないことについて一生懸命議論するのが好きな人にオススメ…かな?
 ちなみに、現代だと静香の立ち位置を見たおフェミさんがポリコレ棒で叩いてきそうな気がしないでもないけど、これで叩いてくるおフェミさんは「そういうところやぞ」って感じ。
 大本の「とある単語が入る鯨氏の著書」は別に読まなくてもいいかな。

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