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侍が見たけりゃ剣道を見においでよ

 「あんなプレー、侍がすることじゃない!」とお怒りの皆様、「むしろ侍は卑怯なことする方だろw」とか「そもそもサムライって勝手に名乗らされてるだけだしw」とか「『生き恥を晒すぐらいなら、潔く散るべき』のころから何も成長していない・・・」等々、言いたいことは色々あるのですが、一旦それらは置いといて、そうか皆様は侍が見たかったのか!侍が見たいならサッカーじゃなくて剣道でしょ!と、いうことで、中・高専と8年間剣道部に所属していた(ギュッとしたら2年やけどね)の僕が、剣道の魅力と観戦のコツをお伝えします!
Kendo

剣道の理念
 剣道には"剣道の理念"というものがありまして、剣道部員かエセ剣道部員かはこれを言わせれば分かります。

剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である。
 剣道半端ないって、アイツ半端ないって、剣の理法修練してたら人間形成してるもん。そんなんできひんやん普通。
 どうでしょう?いかにも侍!って感じでしょ?

剣道の試合を見に行った時あるある
 さあ剣道の理念を理解したところで剣道の試合へレッツゴー!さて、剣道の試合の最高峰といえばたぶん全日本剣道選手権大会なんだろうけど、見に行ったことないしそもそも見に行けるのかどうかもよく分からないので(まあ見れるんだろうけど)全日本選手権のことはこちらで調べてくれよな!
 と、いうことでここで紹介するのは僕が見に行った(っていうか参加した)ことのある、"そのへんの市町村の剣道連盟(とか高体連とか)が主催してる場末の剣道大会"の話だよ!
〇基本的に関係者しか見に来ない
 剣道の大会を見に来ている人は大抵、選手の家族、剣道部のOB・OG、剣道場の先生ぐらいです。剣道場の先生(有段者)はだいたい審判員を兼ねています。試合の後にお世話になった先生のところに挨拶に行く姿はよく見ます。いやー、師への恩を忘れない感じ、侍っぽいですねぇー。
〇男子の更衣室は観客席
 僕が「剣道(部)あるある」として一番推しているのは、「大会パンフ『【更衣室】男子:観客席、女子:柔道場』」です。とんでもない女尊男卑なような気もするけどなんやかんや気にならなかったな。っていうか女子は柔道場でいいのか。いやー、観客席で堂々と着替えられるふてぶてしい精神。そして、女子への心遣いも忘れない。侍っぽいですねぇー。
〇「一本!」とそうじゃないのの違いが分からない
 よく、非剣道経験者の人が剣道の試合を見ると「一本になる攻めと、一本じゃない攻めの違いが分からない」と言われます。僕も両親に言われました。
 全日本剣道連盟によると、一本=有効打突とは「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。」とあります。こちらの方が詳しく説明してくださっています。なるほど分からん。
 と、いうことで、剣道歴8年(ギュッとしたら2年やけどね)の僕が、分かりやすい一本と一本じゃない打突の違いを教えましょう。
 「審判が一本だと思ったら一本。一本だと思わなかったら一本じゃない。」です。剣道では選手が審判に抗議するなんてことは御法度中の御法度なので(一応団体戦だと監督が異議を称えることができるシステムはあるけど、異議というより訂正程度のものだしなぁ)、判定に納得がいかなくても抗議することはできません。しかし、それを受け入れるのが剣道の選手でありサムライ!いやー、侍っぽいですねぇー。
 なお、僕らは負けた後に「あの審判は○○校だから旗上げた(審判は一本が入った方の選手の旗を上げる)んだぜ!」とか「××校が大声で打った時だけ旗を上げるだけの簡単なお仕事です。」とか負け惜しみを言っていた模様。
 あと、「フェンシングと剣道は似ている」みたいな話になると「じゃあ剣道もフェンシングみたいに電流が流れてランプがついて判定するようにすればいいじゃん。一瞬で勝負がつく世界なんだし。」なんて言う人が出てきますが、まあ↑の理由で無理でしょうねぇ。
〇剣道って「時間稼ぎ」ってあるの?
 あの試合を見て「侍は時間稼ぎなんてしない!」と怒った方もおられるかもしれませんが、剣道の試合では「時間稼ぎではないんだろうけどお互い何もしない時間帯」があります。レベルが上がるにつれてその時間が増えます。
 あと僕ぐらいの底辺だとフツ~に時間稼ぎはします。僕は「つなぎの剣道」「負けない剣道」を標榜していたので、「ラッキーで一本先取→時間稼ぎ」か、「始めから時間稼ぎ→0-0で引き分け」を狙っていました。なお成功率は非常に低かった模様。もちろん、特に学生年代だとフツーに審判の先生方から指導が入るので、あからさまな時間稼ぎはできませんね。いやー、時間稼ぎは許さない、侍っぽいですねぇー。
 また、剣道は「場外」等反則があり、反則2回で相手に1本となるのですが、露骨に「場外」狙いなどの剣道をすると、同様に審判の先生方から怒られます。

まとめ
 と、いうことで侍が見たい方は、サッカーでも柔道でも相撲でもなく剣道を見ましょう!
「剣道は侍の精神を大切にしています!サムライスピリッツが分からないやつは来なくていい!嫌なら見るな!嫌なら見るな!だから俺たちはオリンピック種目入りなんて目指さない!」というのが剣道界のスタンスであり、オリンピックイヤーの大会の開会式では「柔道を見ろ!あの惨状はなんだ!」という偉い人による柔道disが高確率で入ります。
 最後に、8年間剣道をやり(ギュッとしたら2年やけどね)、その後後輩の試合を見に行って思ったことを以下に記します。
Kendo1
Kendo2

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