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西野監督の3つの賭け【W杯グループH第3戦日本対ポーランド】

 いやーまさかベスト16進出できるとは・・・。大会前の期待値はゼロ中のゼロ。0.000000000000000001も無い本当の0だったんですけど、なんとまあ見事グループリーグ突破となりました。
 そんな、日本代表のグループリーグ第3戦、vsポーランド戦の終盤の"無気力試合"が物議を醸していますが、それも含めてあの試合の西野監督の"3つの賭け"を紹介したいと思います。
Jvsp

西野監督の3つの賭け
 西野監督の3つの賭けはこちら!
1.先発メンバー6人替え
2.フェアプレーポイント勝負に持ち込んだ
3.ポーランドがそれに応じてくれた

 と、いうことで個別に解説。

1.先発メンバー6人替え
 まず、先発メンバーを6人替えたこと。いわゆるターンオーバー(余談だけどターンオーバーってTOって略すんだね。みんなTOだ!TOだ!言うから何かと思った。TashimaOutかと思った)なんですが、第3戦でターンオーバーをするということはトーナメント1回戦を見越していることになりますが、この時はまだ日本はグループリーグ突破が決まっていません!
 まあぶっちゃけ先制点を獲られ、試合に敗れ、あわやグループリーグ敗退首の皮一枚つながってGL突破となったことを考えると、この賭けは失敗だったと思います。いや、厳密にいえばトーナメント1回戦の内容・結果次第で決まるといった感じでしょうか。

2.フェアプレーポイント勝負に持ち込んだ
 そして、日本は0-1でリードされ、セネガルもコロンビアに0-1でリードされたという情報が入ってきます。この時点で、勝点・得失点差・得点・(当該チーム同士の勝敗)まで一緒になり、フェアプレーポイントで日本が上位となります。この場合、日本として考えられる選択肢は2つ。
A.攻撃に出て1点奪い、引き分けにする(勝点でセネガルを上回る。)
B.そのまま(カードをもらわず)試合を終わらせ、セネガルが追い付かないことを願う
サッカーの監督が100人いたら99人はAを選ぶと思いますw しかし、西野監督はBを選んだと。
 この選択ってどちらも「賭け」なんですよね。
 サッカーファンは同様の「終盤は互いに攻めることもせず、自陣でちんたらボール回しをした」事例として、2016年J2最終節札幌vs金沢戦や、2018年の女子アジアカップグループリーグ最終戦日本vsオーストラリアを取り上げていますが、これらの試合と今回の試合とでは決定的な違いがあります。それは「こちらがこのまま試合を終わらせても他会場次第で状況が変わる可能性がまだあった。」という点です。
 札幌vs金沢はこのまま終われば、札幌は優勝、金沢は(自動降格ではなく)入れ替え戦進出が他会場の結果にかかわらず(たとえ2位の清水が100-0で勝ったとしても)決まるという状況でした。なでしこvs豪州も1-0で終わればたとえ韓国が100-0で勝ったとしてもレギュレーションの都合上、両チームが女子W杯の出場権を獲得できるという状況でした。
 が、今回の日本代表は、日本vsポーランドが0-1(追加カードなし)で終えたとしても、セネガルvsコロンビア次第ではGL敗退もあり得たわけで、サッカーファンも混同している方が多いですが、札幌vs金沢の例などとは実は似て非なる試合だったのです。
 しかし、「賭け」と言ってもコインを投げて決めた。と、いうわけではなく、「日本が追い付けるか」とか「セネガルが追い付けるか」とか様々な判断基準で「セネガルは追いつけない、日本も追いつけない、このまま0-1で終わってフェアプレーポイント勝負に持ち込もう」という結論を出し、それを(長谷部選手を使って)ピッチ上の選手たちに伝えて、選手たちはチーム一丸となってやり切った。というところに、勝率を1%でも上げるためにかつコミュニケーション不足で監督交代した"成果"が出てしまったような気がします。

3.ポーランドがそれに応じてくれた
 これは忘れられがちですが、なぜかこのパス回しにポーランドが付き合ってくれたのもある意味西野監督の賭け(というかかけひき?)の一つです。
 先述のように、札幌と金沢は双方優勝・入れ替え戦(自動降格回避)というメリットがありますし、なでしこも双方W杯出場権獲得というメリットがありました。ポーランドには「勝利」というメリットがあるにはありましたが「結果よりも内容」「1-0じゃだめだ!」みたいな考えがあったらどうなったか分かりません。
 ちなみに、こちらによるとポーランドを批判する声が多いようですね。

とにかくレアケース中のレアケース
 まあそんなこんなで日本代表はGL突破をすることができたわけですが、こんなケースは超レアケースです。
 「つまんない!」みたいな批判の声があったみたいですが、僕としては「こんなレアケース楽しまないでどうすんの?」という想いです。っていうか、僕は変態なので、いわゆる「鹿島り」とか、こういう談合試合になったときの大ブーイングの中でちんたらパス回すのとか、全く関係ない試合か自分側が勝っている場合に限っては大好きだったります。

まとめ
 日本vsポーランド戦では西野監督は3つの賭けを行っていた。
1.先発メンバー6人替え
2.フェアプレーポイント勝負に持ち込んだ
3.ポーランドがそれに応じてくれた
 これはレアケース中のレアケースなんだからそんな試合に立ち会えたことを楽しみたいねぇ。

 ちなみに、賛否両論と言われていますが、日本のニュースサイト?が行ったアンケートでは約74%の人が時間稼ぎを支持しているそうです。これは、以前当ブログで行った札幌vs金沢戦の時間稼ぎの支持率とほぼ同じになります。
 日本サッカー協会にはいろいろ言いたいけど、監督&選手は応援しています!ベスト8目指してがんばれ!!

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