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『アイデンティティは日本語でなに?』問題を考える

 中学時代、英語の宿題で教科書の文章を日本語に訳してくるというものがありますよね。ある日、Identityと単語が出てきてなんて訳せばいいか分からなくなった思い出があります。
 今日はそんなIndentity問題から言語の当たり前のことを再認識したというお話。

Identity

Identityのちょうどいい日本語訳がない
 "Identity"をgoogle翻訳にかけてみると結果は"身元"
 イマイチピンと来ないのでデジタル大辞泉で"アイデンティティー"を調べてみると

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「アイデンティティーの喪失」

本人にまちがいないこと。また、身分証明。

なるほどわからん。
僕のアイデンティティーという単語の解釈は「『俺は俺だ!』と言える心の拠りどころみたいなもの」という感じなんですけどですけど、それは身元・主体性・身分証明とは違う気がするし・・・。こういうのを自己同一性というのか?と思っても自己同一性という言葉がそもそもしっくり来ない。
 つまりIdentityと言う英単語にはこれ!とピッタリ一致する日本語が無く、Identityはアイデンティティーと訳すしか無いのではないでしょうか?

だから横文字を使うんだ
 以前、ネプリーグの新コーナー(?)に「ニュースやインタビューなどでよく使われる横文字(いうなれば時事横文字)を日本語に訳す。(例:レガシー)」というものがあったんですけど、ある問題(問題内容は失念)に答えられなかったデーブ・スペクター氏が「いや・・・○○に対応する日本語は無いんじゃないかな・・・?だから、××さんもわざわざ英語で言った訳で・・・」と言ったんだけど、それを聞いた僕は「そうだよね!」と膝を打ちました。
 よく「政治家は難しい横文字使って国民を惑わそうとしてる!」だの「普通に日本語で言えばいいところを、変な横文字ばっか使ってカッコつけてる!」とオッサン・オバサン達が怒っておりますが、そんなお上不信・政治不信にならずに、デーブ氏のように、「その人の言いたいことを的確に意味する日本語は存在しない。でも英語・ドイツ語・フランス語・・・etcはある。だから横文字を使う。」と考えることは大事だと思います。まあ実態は知らんし、国民に通じてないんじゃダメじゃんって話なんですけどね。

全部の単語がぴったり訳せるわけじゃないよね
 思えば、全ての日本語が英語に訳せるわけじゃないし、全ての英語が日本語に訳せるわけでもないですよね。だって、英語→日本語、日本語→英語が完全にできるならどちらかの言語は必要ないですからね。よく、体感温度を表す標準語は「寒い」「暑い」の2つだけだけど、東北地方の方言だと「○○な寒さ」「××ぐらいの寒さ」等々「寒い」のレパートリーが豊富にあるなんていいますが、それも同様ですね。

まとめ
・アイデンティティーを的確に表せる日本語は存在しない
・政治家の人たちが横文字を使うのも言いたいことに対応する日本語が無いから?
・全部の言語が全部の別言語に訳せるわけではない

 この、全部の言語が全部の別言語に訳せるわけではないってのを「できる!」と思い込んだりすると危ないよっていう記事をいつか書くと思います。

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