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~松永久秀が主人公の大河ドラマはできないのか?~ 「松永弾正久秀」を読んでみた

 「女が主人公の大河ドラマはもう見たくない!」
そんな感想を抱く方は少なくないはず(決して女性蔑視をしているわけではありません)。
そういう考えをお持ちの方は、「やっぱり戦国時代がナンバーワン!(反面、もう本能寺の変はお腹いっぱい)」とか「もっとドラマ向きの主人公いるだろ!」という考えも併せてお持ちのはず。
 と、いうことで、「戦国時代でドラマ向きの武将(もちろん男)(できれば本能寺の変以前に死ぬ)」といえば・・・松永久秀だ!!僕の信長の野望知識によると、松永久秀は出自が商人でありながら、三好家の参謀にまで上り詰め、主君を裏切り一国一城の主となり、大仏殿を炎上させ、最期は平蜘蛛釜と共に爆死!という非常に波乱万丈な人生を歩んでいます。波乱万丈な人生は主人公向きといえますが、大仏殿を炎上させたり、主君の跡継ぎを毒殺したり(こちらは疑惑)と、松永久秀は完全な悪人です。
 悪人を主人公にできるのか?ということで、松永久秀が主人公の小説「松永弾正久秀」を購入し、読んでみた次第。大河ドラマは「誰が主人公か」ではなく「原作の善し悪し」で決まるっていうしね。

[○○の大河ドラマはできないのかシリーズ]
松永久秀 山中鹿之介 卑弥呼 ・続 一遍

大河ドラマ史上最鬱な作品になりそう
 相変わらず読書感想文が得意でない上にネタバレ回避のために淡々と書いていきます。
 読んでみた感想としては、「これを大河ドラマにしたら大河ドラマ史上最も暗い内容作品になるだろw」という感じ。簡単な時系列でまとめるとこんな感じ(一部、実際の時系列と異なる場合があります)。

浮浪者時代

寺に住み込みで働く

商人時代

寺に住み込みで働く

三好に召し抱えられる

三好長慶の復讐(細川討伐)を助ける

三好長慶のお人好しさに嫌気がさし始める

足利義輝討伐

三好家の内部崩壊を企てる

三好長慶死亡・三好家と対立・大仏殿炎上

織田信長につく

信長から嫌がらせ(?)を受ける

謀反・死亡

 スタートから最後まで、基本的に「闇」的なものが渦巻いていますw 最近のTV視聴者の傾向的に暗い内容のドラマはウケが良くないのでビミョ~ですね。特に終盤の信長との対決はダークな久秀を上回るダークさの信長が登場するので、鬱展開と言ってもいいでしょう。平清盛よろしく「その筋の人は好き」という評価になりそうです。さらに、オチのネタバレになってしまいますが「松永弾正久秀」では久秀は平蜘蛛釜と共に爆死しません!!(久秀の最後と平蜘蛛釜がどうなったかは是非松永弾正久秀をお読みください)平蜘蛛釜との爆死に期待している視聴者にとっては「1年間見て、最期爆死しないんかい!」となってしまうでしょう。
 松永弾正久秀という作品自体は読み応えのある作品ですが、これをそのままドラマ化すると残念な結果になってしまいそうです。

脚本・演出に期待
 原作そのままでは厳しいということは脚本・演出に期待ということになりますが、これも難しそうです。と、いうのも、脚本・演出によって「松永久秀はいい人で、上記の裏切り・悪行は仕方のないこと」という描写にしなければいけませんが、そのためには松永久秀に敵対する人物を久秀の悪行以上に悪く書かなければいけません。さらに、「きれいな松永久秀」を視聴者が求めているかというと・・・です。

まとめ
・松永久秀は波乱万丈な人生を送っているから大河ドラマの主人公に推挙したい。
・でも、悪行ばかりしているから主人公には出来なそう。
・「松永弾正久秀」を読んでみたけどこれをそのまま大河ドラマ化するのは危険。
・脚本・演出でどうにかしてほしいけど、「きれいな松永久秀」は魅力半減。
 と、いうことで大河ドラマ「松永弾正久秀」は不採用!!
 ただし、大河ドラマ(っていうかTV)以外で松永久秀を主人公にするのは出来ると思われます。

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