○○のことを××と呼ぶ人とは仲良くなれないランキング~
「○○のことを××と呼ぶ人とは仲良くなれない・・・」そんな風に思ったことはありませんか?
今日は僕の「○○のことを××と呼ぶ人とは仲良くなれないランキング」のトップ5をご紹介します。なお、 「目が見えない人のことをめくらと呼ぶ人とは仲良くなれない・・・」という思いはもちろんありますが、今回は自分が強いこだわりを持っていることに関して紹介します。
※「仲良くなれない」はあくまで誇張表現であり、「君、今○○を××と言ったね?はい、もう絶交!」となる訳ではありません。
第5位:「電卓」を「計算機」
「122×155を電卓使って計算して見な。」を「122×155を計算機使って計算して見な。」は別にいいんですけどね。「電卓持込可」を「計算機持込可」って言っちゃダメだよという。電卓は電子卓上計算機の略なので電卓は計算機です。が、計算機は電卓ではありません。計算機というとコンピュータは計算機ですので、「計算機持込可」のテストにPCを持ち込んだり、スーパーコンピューター「京」を持ち込んでもよいということになってしまいます。一般的には計算機=電卓かもしれませんが、工学部(特に情報学科)なんかを出てると、計算機=PCですので。
ところで、「電卓は電子卓上計算機」と書きましたが、ノートPCやタブレット、ノートに限らず最近のPCは大体卓上に置ける大きさなので、全部「電子卓上計算機」になってしまうような・・・?
第4位:「図書室」を「図書館」
上を高専編とするなれば、これは小中学校編。図書室が建物のメインとなっているならば「図書館」でしょうが、小中学校にあるのはどう考えても、校舎の一室が「図書室」なだけ。もちろん図書館を図書館というのは全然いいですよ。
第3位:「烏帽子」を「帽子」
「あまたに被るもの=帽子」みたいなボキャブラリーの無さ感が嫌だ。まあ「烏帽子」だからいいのかもしれないけどさ。帽子って言ったらハットかキャップでしょう。
ちなみにこの発言はだいたい「源義経の肖像画、帽子ズレてるwwwww」って話題から出るのですが、烏帽子の位置はあれが正しい位置のようです。
第2位:「グループリーグ」を「予選」
主にサッカー大会でみかけるやつ。基本的にグループリーグはもう"本戦"ですよ。どうしても日本を「本戦出場」してほしくない層がいるのかな?なんて勘ぐってしまう。
同パターンとして、M-1グランプリは「8組+敗者復活組」で点数を競う部分からが「決勝」です。
第1位:「行司」を「審判」
相撲の行司を審判って呼ぶ人。これが一番許せない。まあ勝敗判定をする人なので審判っちゃ審判なのだが、土俵下の審判員との区別の為にも「行司」としっかり言ってほしい。小さい子や外国人が審判と言うのはまあいいが、いい年した日本人が行司という言葉も知らんのかいと思ってしまう。
まとめ
トップ5の傾向を考察すると、
・「計算機」「図書館」は「○○は××だが、××は○○でない」的な誤用なので嫌。
・「予選」は選手に対するリスペクトがないから嫌。
・「帽子」「審判」は「似たようなやつは全部○○」とボキャ貧っぽいので嫌。
と、いうことですかねえ。
皆さんにも「○○のことを××と呼ぶ人とは仲良くなれない・・・」っていうのありませんか?
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