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ゆとり教育の失敗≒総合学習の失敗だと思う。ではその原因は・・・?

 僕は1993年生まれなのでゆとり世代です。で、プロフィールの「嫌いなもの」のところに「ゆとり叩き」と書いてある通り、僕はゆとり叩きが大嫌いです。「ゆとり世代は○○習ってない~」とか言うのを聞くと「俺は習った!俺は習った!」、「俺は知ってる!俺は知ってる!」、「教科書には載ってなかったけど××先生は教えてくれた!」、「そもそも○○は高校行ってから習った方が、"なぜそうなるのか"が分かるから高校で習った方がいい。中学で教わっても丸暗記するだけ。(球の表面積、体積の話です)」、「確かに○○は習ってないけど理解はできる。すなわち習わずして理解できるゆとり世代の方が優秀。」などと反論しないと気が済まないです。ここ数年は「ゆとり」という単語に過剰反応しすぎてしまい「ゆとりある旅行計画」みたいな広告を見てもイライラしてしまっています。うーん、まさに「ゆとり無きゆとり世代」。
 2012年に教育法が改正されましたし、日本国民の総意からしてゆとり教育は「失敗」であったということになってしまうでしょう。
 と、いうことで今日は「ゆとり教育はなぜ失敗したのか」について僕の考えを書きたいと思います。

ゆとり叩きのダブスタ
 突然ですが質問。特にゆとり叩きしてる人へ。
1.ドイツ人にどのようなイメージを抱いていますか?(人柄、性格、能力など)
2.「(日本の)学校は将来役立たないことばっかり教え過ぎ!もっと社会に役立つこと教えろよ!」と思ったことがありませんか?

1.に関してはポジティブなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか(ルールを守る、技術力がある等)。
2.に関しては結構多くの方が思ったことがあるのではないでしょうか。
 そんなポジティブな印象を抱かれているドイツですが、ドイツの教育というのは他の先進国、EU国と比べると学力テストの結果が悪いのです。理由は「いわゆる座学をほとんどしないから」です。ドイツの小学校は午前中ずっといわゆる「総合学習」をしているそうです。
 総合学習といえばゆとり教育の目玉的な授業。ゆとり教育に至った経緯は、「(日本の)学校は将来役立たないことばっかり教え過ぎ!もっと社会に役立つこと教えろよ!」→「役立たないことは削った。余った時間で社会に役立つことをやろう」→「総合学習をやるよ!"調べる能力"や"発表能力"、"ディベート力"なんかを国語算数理科社会の垣根を越えて児童・生徒が自発的に動くことで身に着けるよ!」という感じだったはずなのです。
 すなわち、「ドイツ人は素晴らしい!それに引き替えゆとりは・・・」とか「学校は将来役立たないことばっかり教え過ぎ!もっと社会に役立つこと教えろよ!・・・ところでゆとりは2次方程式の解の公式も習ってないのか!ホントカスだな!」とか言う人がいたら、(前者はともかく後者は完全に)ダブスタです。
 「中3の時に2次方程式の解の公式を習わなかった人(高校で習った)」と「ダブスタの人」どっちの方が恥ずかしいでしょうか?

じゃあなんで失敗したの?
 ドイツという成功例もあり、コンセプト自体は良さそうな「総合学習」ですが、なぜ失敗してしまったのでしょうか。自分自身が総合学習を受けていて思ったことは「生徒・児童を自由にさせ過ぎ」という点だと思います。
 たとえばある期間の総合学習が「授業5回分で××について調べて発表しなさい(発表は6回目)。」というテーマだったとします。最初の1回目は××の簡単な説明をします。2回目に「PC(インターネット)を使って物を調べる方法」を学習します。3回目~5回目は授業開始時に「じゃあ××について調べてください。パソコン室と図書室は開けてあります。授業終了5分前には教室に帰ってきてくださいね。発表は○日後なので発表資料を作る時間も忘れずに。はい、はじめ!」となります。そして6回目に発表。と・・・。
 それで、最初の思い通り、児童・生徒たちが全員××について調べてくれればいいのですが・・・。「おもしろフラッシュ倉庫」等全く関係ないサイトに入り浸ってる生徒が結構いたような気がしますね~。
 さて、「ゆとり教育が失敗したのは総合学習が「面白フラッシュ倉庫」に入り浸る時間になってしまったからである」とすると「マジかよ、ゆとり最低だな」となる訳ですが、悪いのはゆとり世代の生徒だけでしょうか??
教師:「児童・生徒が自発的に動くことで身に着ける」にかこつけて、放任主義過ぎだったのではないでしょうか。
保護者:子供の学習内容に興味を持ってコミュニケーションを取れば少しはちゃんとやるかもしれない。「僕はちゃんとやってるんだけど△△くんは面白フラッシュ倉庫見てた」と子供が愚痴れば十分。
と、生徒だけでなく先生も親も責任があると思うよ。

まとめ
・総合学習はゆとり教育の目玉。「学校は役に立たないことばかり教えてないで社会で役立つことを教えろ」という思い。
・ドイツは総合学習だらけ。割と成功している。
・総合学習が、ドイツは成功して日本で失敗したのは日本の総合学習が「視聴覚室で『面白フラッシュ倉庫』を見る時間」になってしまっていたから。
 「でもゆとり世代ってそういうレベルじゃない酷さじゃん」というのであれば、それは教育制度の問題ではなく社会や時代の要求によるものだと思っています。

※「総合学習はゆとり教育の目玉」とか「ドイツは総合学習ばかり」とかはあまりちゃんとしたソースはありません。だって「ゆとり教育」で検索するとすっごくイライラムカムカしてきちゃうんだもん(´・ω・` )

 完全に余談ですが、小学校時代、「視聴覚室」という教室名なのに「パソコン室」と呼んでいたのが本当にゆとりっぽくて嫌いでした。

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