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「ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを想像した男」を読んでみた

 僕は数年に一度、「(レトロ)ゲームの知識欲」が高まるんですが、去年の冬ぐらいから第三期がキてますw
 それで、最近AVGNGGTVを見漁っております。
 んで、GGTVを見ていたら横井軍平氏が取り上げられておりまして、横井氏の名前と簡単な経歴はマイブーム第二期に「やる夫で学ぶ~」で知り、興味を持っていました。そんななか、氏の伝記(?)をamazonで見かけ、レビューに「技術者なら読んでおけ」のような文面を見つけたので、「これは読まな(アカン)」ということで、amazonでポチって呼んでみた次第。それがタイトルにもある「ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを想像した男」(牧野武文;角川書店)です。

読んでみた感想
 僕は読書感想文を書くのが苦手でした。小中の読書感想文の課題は、「本の文章を引用(っていうか完コピ)」+「と、言う部分を読んで僕は○○だと思いました(小並感)。」で枚数を稼いでいました。と、いうことで、思ったことをつらつらと。
枯れた技術の水平思考
 まず、本の冒頭に横井氏が開発したおもちゃがカラー写真で載っています。そして本文中では、そのおもちゃについて語られています。そして、その構造や仕組みも書かれているわけですが、これが個人的には興味深い。有名な枯れた技術の水平思考を見ることができます。なんやかんやこの人の発想(枯れた技術の水平思考)は凄いなあと思います。が、やはりバーチャルボーイ以降は横井氏のアイデアはイマイチ共感されず、悪く言ってしまえば"老害"化していたのかもしれません。
 この本を読んで「やっぱり横井軍平は凄い!この人の考えた商品が売れないのは、S○NYが悪い!社会が悪い!政治が悪い!」となるのが"妊娠"と呼ばれる人たちなんだろうなぁ。と思いました。
山内溥氏との確執の否定
 この本は横井氏のインタビューをもとに書かれているのですが、その中で当時の任天堂の社長、山内溥氏との確執は否定されています。最近はさすがに減りましたが、未だに「横井軍平はバーチャルボーイ失敗の責任を取って任天堂をやめた!そのことに関して、山内社長とは確執がある(キリッ」なんて言ってる人がいて辟易です。本書に書いてある通り、「任天堂的には横井氏を失うのは痛手だけど、もう十分横井氏は任天堂に貢献したのでいいじゃないか。」「横井氏にしてみればゲームボーイポケットを置き土産にしたので(本来はバーチャルボーイを置き土産にする予定だったらしい)いいじゃないか。」と、まあ、双方納得の退社だったのではないかと。横井氏の事故死に関する陰謀論は中二病過ぎやしないかと思います。
バーチャルボーイとR-Zone
 「任天堂の黒歴史(赤歴史)」「横井ファンなら忘れたい出来事」などと言われているバーチャルボーイ。そのバーチャルボーイが発売された1995年にアメリカのTIGER Electronics社がR-Zoneというゲームを発売しています。
【参考動画たち】
AVGNでのR-Zone紹介動画(15:20ごろ~)
GGTVでのR-Zone紹介動画(5:50ごろ~)
AVGNでは「バーチャルボーイの目標はバーチャルリアリティを感じさせることだが、R-Zoneはそこから目一杯遠くにある」とありますが、この本を読むと、案外この2つは近い存在なんじゃないかと思います(バーチャルボーイファンに怒られそうですがw)。と、いうのも横井の思惑はAVGNで語られてるような「バーチャルリアリティを感じさせる」ことではなかったからだそうです。横井氏のバーチャルボーイへの思惑は、是非本書をお読みくださいw

この本を読み終えて
 この本を読んで、横井軍平氏の好感度はさらに上昇し、氏の開発したゲーム・おもちゃを遊んでみたいと思いました。が、ほとんどの物が現代では手に入らない・・・。と、いうことで、横井氏の遺作(?)となったワンダースワンを(2015年に)買っちゃいました!
Wonderswan_and_gunpey
同じく横井氏の遺作(?)でワンダースワンのローンチタイトルである「GUNPEY」も購入しました。他にももう1本ソフトを持っています(ワンダースワンソフトはレビュー予定)。

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